食事とお口の関係性について
2024/06/04
こんにちは。管理栄養士の尾藤です✨
今回は、食事とお口の関係性についてお話します!
私は元々、病院の管理栄養士として勤務していました。
患者さんの病気に合わせた食事はもちろんですが、患者さんのお口の中の状態にもあわせて様々な食形態も作ってきました。
分かりづらいですが、この写真は豚肉の生姜焼きです。
左から、普通食、刻み食、ソフト食、ミキサー食となります。
食形態が変わるにつれ、味も食感も当然変わっていきます。
ソフト食を食べていた患者さんから、噛んで食べないと食べた気がしない・・楽しくないから普通の食事が食べたい・・・などと、よく聞いておりました。
また、歯の本数によって、食べられる食事が限られてしまうだけでなく、食事がおいしく感じないという調査結果もでています💦
最近食べ物がよく噛めない、よくのみ込めなくなった……といった症状はでていませんか?
それは、歯がないからではなく、お口の機能が低下している可能性があります!
歯がある=しっかり噛めているではありません。
「噛んでいる」ことと「噛めている」ことは、違います。唇、舌、頬の動き、唾液の分泌量、そしてかみ合わせ。これらがすべて整った状態で初めて、食べ物をしっかり噛むことができます。
食事は生きていくためにも大事な栄養源ですが、生きがいや楽しみでもあり、コミュニケーションツールにもなります!その食事を諦めてしまえば、どんどん食形態が下がっていき、QOL(生活の質)も簡単に下がります。
今、食事を満足に食べることができない方も、口腔機能検査をするにあたって、私たちが食べる機能を引き出す支援をしていきます☆
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