ビタミンCと歯の健康の関係

      2025/01/31

ビタミンCは私たちの健康に欠かせない栄養素の一つであり、歯や口腔の健康にも重要な役割を果たしています。体内でコラーゲンを生成するのに必要不可欠ですが、実は歯ぐきや歯周組織の健康維持にも深く関わっているのをご存じですか?今回はビタミンCが歯や口腔の健康にどのように寄与するのか、そして不足した場合にどのような影響があるのかについてご紹介します。

 

ビタミンCの主な役割

・コラーゲン生成をサポート

歯ぐきが健康で引き締まっていることは、歯をしっかりと支えるために欠かせません。ビタミンCはコラーゲンと呼ばれるタンパク質の生成を助け、コラーゲンは歯ぐきや歯を支える歯槽骨の健康を維持するために重要な役割を果たします。

 

・抗酸化作用

ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、細胞をフリーラジカル(酸化ストレス)から守る働きがあります。これにより歯ぐきや口腔内の細胞がダメージを受けにくくなり、歯周病などの炎症性疾患を予防する効果が期待できます。

 

・免疫機能の向上

ビタミンCは免疫機能を強化し口腔内での細菌感染拡大を防ぎます。これが不足すると歯ぐきが弱くなり、腫れたり出血しやすくなります。そして歯周病の原因となる炎症や感染症に対する抵抗力が低下し、歯周病のリスクが高まります。

 

ビタミンCを効果的に摂取する方法

ビタミンCを豊富に含む食品には、柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ、レモンなど)、キウイフルーツ、イチゴ、ブロッコリー、パプリカ、トマトなどが挙げられます。これらの食品を日常的に取り入れることで、自然にビタミンCを摂取することができるでしょう。ただしビタミンCは熱や水に弱い性質があるため、調理の際に注意が必要です。生で食べられる野菜や果物は、できるだけそのまま摂取することをおすすめします。

 

どうしても食事から十分なビタミンCを摂取できない場合は、サプリメントを活用するのも一つの方法です。ただしサプリメントはあくまで補助的な役割であるため、基本は食事からの摂取を心がけましょう。

 

まとめ

ビタミンCは、歯や歯ぐきの健康を守るために欠かせない栄養素です。日々の食事でビタミンCを意識して摂取することは、健康な歯と歯ぐきを維持するための第一歩と言えるでしょう。

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