夏のおやつ、どう選ぶ?むし歯予防と歯を強くするコツ
2025/07/31
夏になると冷たいおやつやジュースなど、甘くてさっぱりしたものを口にする機会が増えます。夏でも安心して食べられる、歯にやさしいおやつにはどのようなものがあるか、知っておくと安心です。
今回は、むし歯になりにくく、歯を丈夫に育てる夏のおやつ選びについてご紹介します。
むし歯になりにくいおやつの条件とは?
むし歯を防ぐには、「糖分が少ない」「歯にくっつかない」「長時間口に残らない」おやつを選ぶことが大切です。たとえば、小魚・チーズ・ナッツ・するめなどは糖分が少なく、しっかり噛むことで唾液の分泌を促す効果もあります。唾液にはお口の中を中和したり、むし歯菌の活動を抑えたりする働きがあるため、噛む回数が自然と多くなる食品はむし歯予防に役立ちます。
歯を強くする栄養素を含む食材を選ぶ
カルシウムやビタミンD、リンなどは、歯の再石灰化を促し、強く健康な歯を作るうえで欠かせない栄養素です。これらは、チーズ・ヨーグルト・小魚・煮干しなどに豊富に含まれています。また、野菜や果物にはミネラルやビタミン類も多く、身体全体の免疫力を支える栄養源にもなります。
夏においしい果物や野菜も味方に
夏は果物や野菜が特においしい季節。たとえば、スイカ・メロン・ブルーベリー・桃などの果物は水分が多く、熱中症対策にもなります。果糖は含まれますが、ジュースに比べて食物繊維があり、噛むことで唾液も出やすくなります。
野菜なら、枝豆・とうもろこし・きゅうり・トマトなどがおすすめです。枝豆は良質なタンパク質やカルシウムが摂れ、噛みごたえも抜群。とうもろこしは甘みがあって満足感も高く、間食にもぴったりです。きゅうりやトマトはそのまま食べても爽やかで、冷やして食べれば夏の良いおやつになります。
甘いものを食べるなら「タイミング」と「ケア」が大切
アイスやジュースなど、夏の定番おやつを完全に避けるのは現実的ではありません。大切なのは「ダラダラ食べ」を避けること。時間を決めて食べたり飲んだりすることで、むし歯のリスクを抑えられます。食べた後は水やお茶で口をすすぐ、歯みがきができないときはキシリトール入りのガムやタブレットを利用するのも有効です。
まとめ
美味しくおやつを食べながらむし歯になりにくい工夫をすることは、将来の歯の健康につながります。したがって、歯にやさしい食材を選びながら、食後のケアを習慣にすることが大切です。おやつの選び方を見直して、楽しく健康的な食習慣を育てていきましょう。歯やお口のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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