歯間ブラシはいつ交換する?
2024/07/05
歯ブラシで磨くだけではお口の中のプラークは十分に落とすことができません。したがって歯間ブラシに代表されるような補助清掃用具を併用していただくことが大切ですが、歯間ブラシは使い捨てなのか何回か使ってもよいのか迷った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、歯間ブラシはいつ交換するべきなのかについてご紹介します。
〇歯間ブラシとは
針金にナイロン製の毛がついているブラシ状の補助清掃用具を歯間ブラシといいます。歯と歯の間やブリッジの人工歯の下部分などに付着したプラークを落とすのに適していて、歯ブラシの毛先が届きにくい場所であっても無理なくプラークを除去できます。
〇歯間ブラシは使い捨て?何回使える?
補助清掃用具は歯間ブラシ以外にもデンタルフロスなどが挙げられます。デンタルフロスは糸状の補助清掃用具で、こちらは指に巻き付けて使うものであっても柄がついているものであっても多くのものが使い捨てです。しかし、歯間ブラシは基本的に使い捨てにする必要はなく、使用後に綺麗に洗浄、乾燥させておけば何回か使用することができます。
〇歯間ブラシを交換する目安
歯間ブラシは使い捨てではないのである程度の期間は使うことができますが、それでもずっと同じものを使い続けていると徐々に劣化してきます。劣化した歯間ブラシはワイヤーが曲がって使いづらくなる、ブラシの毛にコシがなくなる、などして効率よくプラークを除去できなくなってしまいます。また、使用後にしっかり洗浄、乾燥させて保管をしていたとしても、継続的に使用した歯間ブラシでは細菌が繁殖して不衛生になる可能性が考えられます。したがって、10回程度使用した歯間ブラシは新しいものに交換するのがよいでしょう。10回使用していなくてもブラシの毛が痛んできた、正しく使っているのにプラークが落ちていないなどの場合は、早めの交換がおすすめです。
〇まとめ
今回は歯間ブラシの交換頻度についてご紹介しました。歯間ブラシを正しく使うことももちろん大切ですが、劣化していない良い状態の歯間ブラシを使うことも忘れないようにしましょう。歯間ブラシの選び方や使い方に不安がある方は、遠慮なく歯科衛生士までご相談くださいね。
藤田歯科 豊中ステーションクリニック:https://fujita-dentistry.com/
〒560-0021 大阪府豊中市本町3-1-26 ティオ阪急豊中内 1F
フリーダイヤル:0120-469-418
直通電話:06-6846-7700
電車でお越しの方:
阪急豊中駅下車。北改札⑨番出口前
駅直結施設(ティオ阪急豊中)内 1Fキコーナ向かい