毎日の歯磨き、皆さんはどのくらい時間をかけておられますか?

長ければ長いほどいいと思われますか?

一般的に歯磨きにかける適切な時間は「3分」と言われています。

ただ、確実に言えることは「何分磨いたかではなく、どれくらい丁寧に磨けたか」ということを忘れないようにしましょう。

特に夜(寝る前)の歯磨きはとても大切です。寝ている間のお口の中は唾液の分泌が減り、口呼吸などによって乾燥しやすくなります。乾燥することで非常に細菌を増やしてしまいます。寝る前の歯磨きを怠るなら食べカスなどによりさらに細菌が増殖し、虫歯や歯周病の原因となります。

ですから、寝る前は特に一本一本丁寧に磨くことを心がけましょう。デンタルフロスを併用することもお勧めいたします。

では時間をかけすぎた歯磨きはどうなのでしょうか?

歯の表面は硬いエナメル質で覆われています。歯を磨きすぎてしまうとこのエナメル質が削られてしまい、内部にある象牙質(エナメル質のすぐ下の層にある組織)が露出し、知覚過敏を起こします。

長ければ長いほどいいということではありませんね。

「丁寧かつ優しく」が大切です。

きちんと磨けているか、正しい磨き方ができているか心配だという方、プロフェッショナルチームからの最適なアドバイスができますので、どうぞお尋ねくださいね。