あっという間に7月になりましたね!
当院では七夕に向け笹をセッティングしました✨

藤田歯科豊中ステーションクリニック様‗一般ブログ用お写真

待合室に笹が飾られ、カラフルな短冊がいっぱいありました
スタッフも皆思い思いのお願い事をしました!

中には欲張りにたくさんお願い事を書いてるスタッフも(笑)
コロナの終息を願う短冊が多い中、子供達の将来の夢などもありホッコリしました。

それぞれみんなの✨お願い✨が叶いますように!

さて近頃は梅雨が明けて、本格的な夏がやってきましたね
夏はたくさん汗をかきますので水分をたくさん取ることを意識しましょう。

実は身体だけではなく、お口の中も乾燥します。
特に今はマスク生活ということもあり、乾燥されている方が多くなったように思います。

患者様を診ていても、歯の表面が乾燥して虫歯が出来やすかったり、着色しやすかったり、お口の中が粘っこくなっている方も多くみられます。
こまめに水分補給と、歯磨きや洗口剤によるうがいをしましょう

夏は、特に虫歯になりやすいといわれています
夏の食生活の変化が虫歯を引き起こす原因になっているようです

暑い日が続くと、ジュースや炭酸飲料、アイスクリームなど冷たいものを摂取する機会が増えますよね。
特に冷たいものは、甘みを感じないため糖分の摂取回数がより増えてしまうそうです
そうすると、口の中が長時間酸性になり虫歯になりやすい環境になってしまいます。
甘いものを摂取したときは、水やお茶を飲んで口の中の糖分を長時間口の中に停滞させないようにすることが、虫歯予防に効果的です!

実は、大人の虫歯は、痛みがないままに進行することを知っていますか?
子どもの虫歯と大人の虫歯は、できる過程が違います。
子どもの虫歯は痛みが出やすかったり、急に歯に穴が空いて歯医者に行かざるをえない状況になります。

しかし、子どもの虫歯は近年、親がしっかり歯磨きチェックを行うなどで、どんどん減っています。一方大人の虫歯は、痛みが出にくく、自覚がないまま進行するため、治療が遅れがちに…。

子どもの頃の虫歯を思い出してみてください。
噛む面のシワが寄ったようなところが茶色くなって、虫歯ができていましたよね。
子どもの虫歯の主な原因は、歯の深い溝にたまる汚れが取り切れていないことです
おやつのカスが残るなどして、虫歯の原因になっています。

しかし、大人の虫歯は、子どもとは違うところが多くあります。

まず虫歯ができやすい場所は、歯周病や加齢によって、歯ぐきの位置が下がってくるため歯と歯ぐきの境目です。
歯は本来、硬いエナメル質で覆われていますが、歯ぐきが下がって露出する部分は、やわらかいセメント質や象牙質でできています。そのため虫歯になりやすいのです。
歯のくいしばりグセがある人や、歯ぎしりをする人は要注意です
圧力で、歯と歯ぐきの境目が壊れて、歯ぐきの根元が露出し、虫歯になりやすくなります。

また子どもの頃、治療をした歯の詰め物の間から虫歯ができたことありませんか?
歯と金属のわずかな境目から虫歯ができたり、虫歯の悪いところがとりきれておらずに菌が繁殖したり…。

ガムなどを噛んでいるとき詰め物がポロッと取れて、中が見えた時には虫歯が進んでいるということもあります。

さらに、詰め物がとれたところは、やわらかい象牙質なのでどんどん虫歯が進行します!

詰め物が取れたら、痛みがなくてもすぐに歯医者で治療しましょう

口の状態や歯の手入れ方法の違いで、虫歯のできやすい、できにくいがわかります
大人の虫歯になりやすい方は下の通りです。

・朝起きたとき、口が渇いている感じがする
・唇がかさつきやすい
・いびきをよくかく
・歯の表面が茶色くなりやすい
・たばこを吸う
・甘いものなど、間食をよく食べる
・スポーツドリンクや清涼飲料水をよく飲む
・歯磨きにフロス・歯間ブラシを使っていない
・寝る前に歯を磨かないことがよくある

1つでも当てはまった人は、大人の虫歯になりやすい人です。

口呼吸していると、口内が乾きます。
唾液は口の中をきれいにする役割があるので、口呼吸で乾燥した口内は虫歯ができやすい状態になってしまいます。
唾液で歯を綺麗にできないので、歯が茶色く着色しやすくなります。そして、いびきをかく人も口呼吸になっています。

また、スポーツドリンクは体にいいイメージですが、糖分が高いのが問題です。
「歯が出てこない」という子どもの歯を診察したところ、スポーツドリンクばかり飲んでいたため、糖分が原因で歯が溶けてしまったという事例もあるため、要注意です

歯を磨くのは、1日に5回がベストです!

・朝起きたとき
・食後(3回)
・夜寝る前

朝起きたときに磨くのは、寝起きは口内に大量の菌が発生しているためです。
そして、菌が発生する前の寝る前もしっかりと磨きましょう。

5回が難しい場合は、朝起きたときは口をしっかりすすぐ。

また、夜を1回にするなら、もうこの後は何も食べない、お茶も飲まないというタイミングで、時間をかけて磨きましょう。
夜寝るとき、口呼吸になってしまったりいびきをかく人は、鼻呼吸に導くためのテープを使ったり、マスクをして寝ると口内の乾燥を防げます。

まだまだ暑い日が続きますが、熱中症対策を万全に楽しい夏をお過ごしください♪